ある日のセッション。 前半のカウンセリングが終わり、後半のボディワークに入ったときにクライアントさんの体に触れました。 そのお体は「たっくさん言いたいことあるけど、飲み込んでます。」という感じです。
「言いたい事を言えていない。」というのではなく「飲み込んでいる。」のです。 (『言いたい事を言えていない。』と『飲み込む』の違いは 微妙なものですが、この反応で体の痛みやつらさも違います。) どのような感じかと言うと”下腹部の張り”が強いこと。 便秘でも生理のときとも違う、張り感。”空気・ガス”がたまっている感じです。
さらにその上に乗っている胃はあまり動いていません。 そこで、お体に触れながら、 「言いたい事を飲み込むクセはありますか?」とか「胃の働きは弱いですか?」など質問をします。 すると、 「そうですね!確かにこういうことがあって、、、、」とお話をされていました。 私たちの無意識で過ごしているいつもの心の状態(たとえば緊張は肩のコリや張り。不安は胃や胸がぎゅ~となる感じ、不満なら顔の筋肉が固くなる、など←出方は人それぞれですが。)が、身体へ及ぼしている影響はとても大きいです。 そういう意味では、身体をほぐすと心も柔らかくなる。気がゆるむ、ということもわかりやすいかと思います^^
ここで体の反応パターンが二つあります。一つは身体をほぐしても、心の原因がわからないと、また結局固くなる。というパターン。 もう一つは、心の掘り下げをしなくても、身体をゆるめると、問題(ストレスそのもの)がどうでもよくなる。気にならなくなって、OKな感じ!になる、というもの。
これはケースにより、人によりなので、毎回どう着地するかはわかりません。 けれど、道はどうあれ、楽になるのであれば、心からアプローチしたり、身体からアプローチしたり、どのようでもアリではないでしょうか。 求めているのは癒しの”方法”や”形”ではなく、「楽になった」という結果です。
形にとらわれず、その時の最適なセッションをしています。また、同じ方でも毎回アプローチは違います。その日そのときに一番合う方法をご提案しています。 「どうすればよいのだろう??何から始めればよいのだろう?」という時にはぜひご相談ください。 身体や心の声を聴きながら、自分らしくてエネルギーに満ちた心と身体を取り戻しませんか^^
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