キャパオーバーのとき。ダウンする前にできること。

今日は「キャパオーバー」について。そのときにできる5つのことを書きました。記事の終わりにはオススメのセミナーのお知らせが2つあります。どうぞご覧ください。
 

 
今朝のラジオで視聴者の方からのお悩みが寄せられていました。大まかな内容として
 

『以前、働きすぎで体調を崩した。そのときには病院で診断もされ、休みをとり、数年かけてようやく最近自分が取り戻ってきた感じ。
でも、今の職場でキャパオーバーだと感じるようになり、思い切って職場の皆に仕事の量がキャパオーバー気味でつらいことを打ち明けた。
 
これは正直に打ち明けてよかったのだろうか。」

 
というものでした。
 

 
キャパシティオーバー。これは自分が消化できることを越えてダウンすることですね。(ダウン自体はわるくない。)
 
これが起こる背景は
 
・がんばるのが得意で休むのがニガテ。
・自分に厳しいのは得意で優しくするのは少なめ。
 
というオン・オフのバランスの偏り。
 
・オンモードの水準も高め設定。
・疲れ自体に気づいていない。
・インプット(休憩・養生)がアウトプットに追いつかなくなった。
 
などが続くこと。
 
これが積み重なるとキャパオーバーである日くったり。ということが起こります。これには隠れ修行僧の方、多しです。今、読んでくださっているあなたはいかがでしょうか。
 

 
先ほどのラジオの方に話を戻すと、会社の中で
 
「今、しんどい。」「仕事の量が自分には負担だ。」「過去にこういうことがあった。」「もう少し減らして欲しい。」
 
など、気持ちを打ち明けたり相談すること。人によっては勇気がいることかと思います。特に、友達関係ではなく職場という環境だったらなおのこと、話すまでに
 
「話したらどう思われるかな。」「これからの仕事(昇進、査定)に影響があるかな。」「周りの人に迷惑かけちゃうかな。」
 
などいろいろな考えもよぎるかもしれません。
 
まず、ここで
 
『どう思われるか?』『どうなるか?』
 
という外軸から
 
『今、どう感じているか。』『自分はどうしたいか。どうすれば自分はいい感じか。』
 
という内側に軸をもつこと。これもストレスや疲弊をへらすのに大切なポイントですね。悩みが増えるときは今、苦しい状況に加えて、
 
・それをどうすることもできない。
・それが続く。
・さらにためる。
 
このループになるので”苦しみ団子”が大きくなります。ここでさらに
 
「~って言ったらどうなる?」「どう思われる?」「そうなるかも?」「(希望のように)ならないかも?」
 
これで考え始めるとかなりのぐるぐる思考になっていきます。つらいときにこうなるとなんだか消耗しますよね。
このような「キャパオーバーだ。」というとき。まずは今の「もうムリ。。」という状態をとめましょう。
 
そのためにできる5つのことは
 

1)まず立ち止まる
 
2)自分軸の視点で「何が必要か」みる。
→相手がOKになるにはどうすればいい?という外軸ではなく。
自分を労る、優しくするのは自分勝手ではありません。
 
3)キャパオーバーの内訳をみる
→仕事の量?環境?人間関係?体調?プライベートのこと?など、今の自分が感じているストレストピックスを挙げてみましょう。
 
4)その中でも何が一番の消耗テーマでしょう?
→そして、なぜ、消耗することになっているのか?自分のみている世界を眺めてみるのもおすすめです。
 
5)変えられるものは変える。避けられるものは避ける。休めるものは休む。しない。

 
ここまでが応急処置的にすぐできること。今の「もうムリ。。。」になるまでに心も身体も、思っていたよりも疲れていることもあります。
どうぞ「どうにかする。」の前に、まずとまる。休むこと。たっぷりされてくださいね。
 
そして一息ついてから現状を整理。そこから

・自分にとって今の状況の中で何が一番、疲れること?

・私ができること、できないことはなんだろう。

・私がしたいこと、したくないことはなんだろう。
 
ゆっくり自分の気持を確かめてみませんか。いつもの自分にも「おつかれさま^^」を。
 
 

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身体心理セラピスト 半澤 久恵・Kee   【セッションについて】   自分にゆっくり向き合ってみたい。もっと楽な生き方があるはず。と模索しておられる方。パニック障害、うつ病、摂食障害、という症状のある方~長年の生きづらさを感じている。トラウマによる影響をどうにかしたいとお悩みの方。へ。 潜在意識にあるパターンを解放する対話型のセッション(OAD:オープン・アウェアネス・ダイアローグ)や、身体感覚にアプローチをするトラウマ療法(SE:ソマティック・エクスペリエンシング®)などを用いた心理セラピーを提供しております。 対面の場合、必要に応じて身体の緊張を溶く、ボディワーク(プレゼンスタッチ)も行います。    ~個人セッション~  心の状態、身体の状態、ライフサイクルなどを包括的にとらえたホリスティックなアプローチをしています。 セッションの詳細については メニューページをご覧ください。     【アロハムの特徴】    ・セラピスト歴15年以上、セッションや講座で携わった方6000名以上。 ・心の深部にある苦しみの原因をみつけ、根底からの癒しと心身の変容をご一緒しています。 ・ご本人の気持ちを軸にした気づきの対話を通じて、心と身体の統合を深めます。 ・クライアント様は主に30~60代の女性がお越しになっています。ご職業も主婦の方、会社員、心理セラピスト、ボディワーカー、専門職など、あらゆる分野の方にお越しいただいております。 ・扱うテーマは『小さなころからの生きづらさ』『家族(親子・夫婦)関係、しがらみ』『自分らしく生きるには』が多いです。ここから派生して、お金、恋愛、健康についても問題が解けた、ということも多々あります。 ・約9割の方がリピートをされ、3~10回の継続セッションを選ばれます。 ・「悩みの根源がわかってスッキリした。」「気づいたら自然な楽さが増えていた。」というお声をよくいただきます。      ✧セッションはカウンセリングと各種セラピーを組み合わせ行っています。 -セラピーの種類 ・OAD(オープン・アウェアネス・ダイアローグ)  ・SE®(ソマティック・エクスペリエンシング)  ・EFT(世界基準に準じたトラウマ療法) http://jmet.org/ ・フォーカシング ・RFT(レジスタント フリーダム セラピー) http://www.resistantfreedomtherapy.com/ ・マトリックス リインプリンティング http://matrixreimprinting.jp/ ・ハート コネクション https://deava.net/aroham/heartconnection    心の深くにしまわれた声を聴きながら、癒しを進める心身育成プログラムをご用意しています。      【保有資格】 ●ハートレジリエンス協会認定 OAD心理セラピスト ●英Holistic Healing college 認定 Integrated Counselor インテグレイテッド カウンセラー ●JMET認定 EFTトレーナー ●Matrix Reimprinting Japan 認定 マトリックス・リインプリンティング プラクティショナー ●レジスタント・フリーダム・セラピーJAPAN認定 プラクティショナー ●Somatic Experiencing training 初級・中級修了 フェイスブックでのお友達申請をくださるときには、一言いただけると嬉しいです。   ●facebook BLOG メールマガジン