いままで境界線(人との心地良い距離感)について、特に親子関係に焦点をあてて書いてきました。
今回は「じゃあ、どうすれば良いの?」ということで実際に行動に変えられる案をご紹介します。
これは、親との関係だけではなく、あらゆる人間関係についてもあてはまることです。すぐに変えられるものもあれば、なかなか変えられない、変えてもすぐ戻ってしまう、ということもあるかもしれません。けれど、それだけ自分と一緒にいてくれた「マインドの癖」です。すぐに「はい変身♪」とはならないときもあります^^
ぜひ、気長に取り組んでみてください。
親子関係・人間関係が楽になる癒しのステップ
(1)まず境界線を越えていること、越えられていることに気づきましょう。
(2)ハートの声を聴く 「私はどうしたい?何ができること?(自分の境界)」を考えてみる。
(3)そして「その気持ちの責任を取れるのは誰?」と見てみる。親の領域と自分の領域をしっかり意識する。
(4)出てきた感情や思いを自分で認める。解放する。⇒ EFT
(5)「私は」を主語にして伝える。~アイ ステイトメント~
(6)境界線を引きなおす。
(7)アサーティブネスに伝える
( ※アサーティブとは「相手を傷つけることなく尊重した上で、自分の感情や意見をはっきりと伝える」という考え方)
**アサーティブネスな伝え方**
・気持ちを伝えましょう
・はっきり断りましょう
・批判にうまく対応しましょう
・我慢するより、上手に怒りましょう
・自分の価値判断を信じ、大切にしましょう
ほかにどのような言い方、方法、があると思いますか?
できそうなこと、したいことなど思いつくことを書いてみましょう。
今はできなくても、したいことでも構いません。
(8)自分のものの捉え方、見方を見直してみる。
たとえば…
・ 相手の感情と自分の感情を一緒にしていないか?
・ 相手の感情に自分は責任を取っていないか?
・ 自分の感情を相手のせいにしていないか?
・ 相手の感情をコントロールできないことを思い出す。(最終的な決定は誰がするのか。)
・ 自分の感情を表現するか、しないかは自分が決める。
・ 自分の行動は自分が決める、同じく相手の行動は相手が決める。
・ 自分の行動を相手がどう評価するか、わたしの価値に関係ない。
(9)適切な境界線にする。ゆるめる。境界線はフレキシブルなもの。
(10)自分と自分の感情の境界線 を知る
(11)その他
a.連絡の時間をあける.一呼吸。(メールや電話をすぐ返さないなど)
b.物理的距離を取る(会う回数を減らすなど)
c.身体的(言葉)な暴力は第三者へ相談する。(一人で抱えない、がまんしない。)
いかがでしたでしょうか。今回はざっと挙げてみましたが、それぞれにポイントや見落としがちな点などもあります。
これもまた追って書いていきますね^^
とにかく言えるのは「戻るのは、ハート。自分は、どうしたい??」。優しく、やさしく、心に寄り添っていきましょう^^そのうち、どんどん自分の本当の声が聴けるようになりますよ~~
少しの勇気と一緒に、自分を迎えに行こう♪






