ご提供している癒しのプログラム『OAD』ではいくつかのセラピーを取り入れてセッションを進めています。今回はその中で【RFT】という新しいセラピーをご紹介したいと思います。英語3文字が続いて少しわかりにくかもしれませんが、この先に説明がありますので御覧くださいね(^^)
RFTは『レジスタント・フリーダム・セラピー』の略で、簡単に言うと「心の抵抗を自由にするセラピー」です。EFT(☆)から発展して生まれました。
☆【EFT~エモーショナル・フリーダム・テクニック~とは】
指で体のツボをトントンと軽く刺激(タッピング)をしていきながら、ネガティブな感情を穏やかに解放していく、心と体に働きかけるセラピーです。『エネルギー心理学』や『鍼を使わない鍼治療』とも言われています。
EFTは大きなトラウマや日々のストレスまで、あらゆるテーマに対応します。しかも再体験することなく解放できるので、安心・安全、そして有効なセラピーということで、欧米では医療機関などでも取り入れられています。
【RFT~レジスタント・フリーダム・セラピー~とは】
RFTはタッピングと受容の言葉がけによって、心の抵抗や葛藤を和らげていくセラピーです。内面との対話の中で苦しみが持つメリットを見つめ、自我の構造を紐解いていくことで、自分自身や苦しみへの理解、ゆるしが自然と生まれ、穏やかかつパワフルな癒しが起こります。また、心の繊細さにも優しくアプローチすることができるので、セッションや癒しの取り組みに抵抗がある方にもおすすめです。
EFTの発展型であるので、RFTでも様々なテーマに取り組むことができます。
RFTの特徴として、2つの抵抗を見ていきます。
① メリットとしての抵抗
頭では「忘れたい、思い出したくない。」と思う嫌な記憶も、その出来事を覚えておくことで、二度と同じ目に合わなくて済む・危険を避けることができる。などのメリットとなる面もあります。ですので、苦しくても手放せない思いや忘れたくても忘れられない記憶には、無意識の中でそれを持ち続ける理由(メリット)があると言えるでしょう。
RFTではメリットを知り、手放せない理由を受容することで優しく心の自由への扉を開きます。「わかってもらえた。」という安心感を感じる方がほとんどです。
② ネガティブへの抵抗
思いは本来、「ただある」だけで、湧いてはきえてゆく自然と流れていくものです。しかし、ネガティブな思いほど「こんな風に思ってはいけない。」「こんな感情を持ってはいけない。」など、抑圧しがちではないでしょうか。
ただある思いをそのまま受け入れたり流したりできれば苦しみにはなりませんが、自分の中にある思いを否定すればするほど、それは自分(自我)を否定することにもなります。それはあるがままの否定であり、不自然な状態といえるでしょう。
この点もRFTでは受容の思いを向けることで、自分を責める思いや、エネルギーのこわばりを溶いていきます。
あらゆる思いを「そう思ってもいい。そう感じている、と感じててもいい。」と受容することで心の抵抗が和らぎ、エネルギーの流れがナチュラルなものへと戻っていきます。
【EFTとRFTの共通点】
・あらゆるテーマに対応する
・あるがままの姿に対して受容的である
・本来の生命エネルギーの流れに戻る
・自己愛が高まる
・心身が軽くなる
EFT、RFTどちらのセラピーも、自分がふだん何を思い、感じているのかを理解することで、自分と親しくなる感じや深まったり、自身を大切にする自己愛が高まっていきます。また、今ある思いを否定したり変えたりするのではなく、そのまま認めていくことで無理のない自然な自分らしさが現れてきます。
物理的な体への刺激と心の抑圧を解くことで、人が本来持つ生命エネルギーが戻ってくるのを感じるでしょう。
【EFTとRFTの違い】
◯EFTは抑圧しがちな感情(や思い)を感じて解放する。
-外からアプローチ
◯RFTは「なぜ手放さずに持ち続けるのか」一見矛盾する思い(メリット)を理解し、そのまま受容することで自然とストレスや苦しみがゆるむ。解放を目的としていない。
-内からアプローチ
◯EFTでは手放しにくい思い、ワークそのものへの拒否感などにRFTをするのもよいでしょう。
◯EFT 詳細>>JMET 代表 溝口あゆかさん
◯RFT 詳細>>Resistant freedom therapy Japan 代表 佐藤純子さん
~お知らせ~
【EFT】はプラクティショナー養成講座、【RFT】は基礎コースで学ぶことができます。ご興味のある方はぜひ上記リンク先のWEBサイトをご覧ください。(※RFTは10月以降、専門プラクティショナーによる『自己の癒やしに向けた基礎コース』が開催されます。どうぞお楽しみに♪)