
セッション+マンツーマン講座のプログラム『ソマティック・エンパワリングプログラム:SEP』を受けてくださっているSさん。Sさんはご自分の癒しに取り組みつつ、経験と学びを深めていらっしゃるので、その視線はほぼセラピストさん(^^)ご了承をいただき、前回のセッションのご感想と気づきのシェアを紹介させていただきます。
✧ご自分のどのような思い込み(解釈・ビリーフ・セルフイメージ)がどのように自分の生活へ影響をしていましたか?それがあることで、どのような行動・思考になっていたでしょうか。
(※ちなみに、これは振り返りのワークシートの質問の一部です。SEPではセッション後にセルフワークの宿題と書き込み式のワークシートをお渡ししています。癒しつつ、学びつつ、身につけつつ、のプログラムです(^^))
「セラピーでは、取りこぼしなく、完全に解放しないといけない」
「取りこぼすと、あとで、また反応して苦しめられる」「同じテーマを何度もしないといけなくなる」
「私はスッキリさせる力がない」
セルフワークして、終わろうとすると、体が反応(左の頬がひきつれるなど自分にとって不快感覚がやってくるようなこと)して、途中で終わることが多かったので、いつも、完全にスッキリしない感がありました。完全にスッキリできないのは自分のワークのやり方がうまくないからだと、自分をうっすら責めていたようです。
今、書いていて、「セルフワークしても完全にスッキリできない。もやっとした気持ちが残る」という表現は、ちょっとざっくりしてることに気が付きました。
セルフワークしようと思った、はじめのテーマや思いについてだけ見てみたら、そのときの最善で終わっているということ。その時点では、スッキリした気持ちになっていることを思い出しました。そのあとに、すぐに、体が不快な反応をしていたので、そこまでをまるっととらえて、完全にスッキリしない、もやっとが残ってると解釈してました。もやっとくんは、次のテーマ、思いを教えてくれているだけですね。
今度からは、「教えてくれて、ありがとうね、次のテーマは、また今度やろうね」と声を書けてみます。
*ここまで。
Sさん、枠にとらわれない、ワークの発見。素敵ですね。私たちは、つい「癒しはこういうものだろう。」「セルフワークはこう進む・落ち着くのが正しいだろう。」と決まった形や正解を探します。けれど、心の世界に唯一の正解はなく、あえていうなら、それはご自分の中にある、ということ。そして、それがあっているかどうか、わかるのもやはり自分だけ。それはどのようにしてわかるのか?それも、自分の「うん、これだ!」という、自分にしかわからない感覚からくるもの。そして、体験すれば、はっきりわかるもの。
ぜひ、ハートの感覚、声に耳を傾け、ご自分と対話をしながら「私の正解」探してみてくださいね♪
Sさん ありがとうございました!
~お知らせ~現在募集中のセミナーのご案内です。
◯ 3/5(日) 境界線入門セミナー
>>詳細はこちら
◯ 3/25.26 (土日)
インテグレイテッド心理学基礎講座
>>詳細はこちら