何かストレスを感じたときにすごく悩むのだけど、考えれば考えるほどどうすれば良いのかわからなくなって結局 放る。(笑
ということ、ありませんか?
そんなときは…
・寝る
・特に食べたくないのに食べる
・スマホをいじる
・余計なものまで買ってしまう
という声も、受講生の方からあがりました。あるある!
本当であれば悩みの原因がはっきりしてスッキリした答えが出てふ~落ち着いた!となったら気持ち良いですよね(^^)本やネット、講座などで悩みを解決するノウハウはたくさんありますし、知って実践すればOK.であるはず。
なのに、こんなにもたくさんの解決方法はあるのになぜ悩みはなくならないのでしょうか。
それは
「一番の悩みポイントに届いていないから。」
です。ここがずれたまま悩みにむかっていくと堂々巡りのループになります。もしくはその時はスッキリした感じでも、またしばらくすると
繰り返してしまう、などとなります。
ここで【ぐるぐる思考になる6つの理由】を書いてみます。
1)ストレスの対処は「刺激を取り除くこと」と思っている。
ストレスを感じる元(相手や状況、自分)を変えることをしてもストレスを感じる本当の理由はそちらではないので、原因は残ったままになる。
2)ストレスを感じる自分を責める。
そもそもの「イラ!」や「凹む~」と感じたできごと(ストレス1)があるのに、そういう自分に対して「情けない。」「どうしてこんな風に感じてしまうのだろう。。。」と責める。(ストレス2)という「Wストレス状態」である。
3)自分の内面に目を向けることに抵抗がある。
「自分を癒やしたい。」「ストレスを解消したい!」と頭では思っていても問題の深部になる、自分の内面の声をきくことに抵抗がある。(意識的でも無意識にでも。)
これはトラウマによる反応で避ける、という場合もあります。
4)そもそもの自分の状態(思いや感情)に気がつかず、ますますストレスが大きくなっている。
「~するべき」という思考で生きてきた場合、自分がどうしたいか。より、どうすれば良いか、正しいか。が優先になるので自分の本当の気持ちがわかりにくくなります。
5)ストレス状況が重なっているとますます見えにくくなる。
「とにかく仕事がいや!」「なんかあの人が好きになれない。」「よくわからないけど気持ちが重い。。。」などのときは何が一番イヤなのか。が見えずざっくり「ヤダ!」とくくられます。そうなるとそのようなモヤモヤ~と重たい状態で過ごすので、他のことまでモヤモヤしてきてますます正体のわからない不快さが増える。…というストレスが団子状態になる。ということもよくあります。
これを私は「ストレス団子」と名付けました。笑
6)一番のストレスポイントからずれ、物語の枝葉が広がる。
例えば、誰かに言われた一言で傷ついたとき、そこからその人についてのアレコレや「あのときもこうだった。」「もっとこうしていれば。」「私が~しなければ…。」など、過去や未来に思いがめぐり思いや感情も増え、もともとのストレス以外にも新しいストレスが増えていく。という状態。
以上にあげたようなことで、元あるストレスから別のストレスが派生し、そこでまた苦しくなって「どうしていいかわらかないい!」となる。。このようなケースもとても多く見られます。
多くの場合、ストレスを感じる環境や相手、自分の考え方を変える。ということはしますが、もともとの『なぜストレスとして反応するのか』という内側の理由が明かされないままなので形を変えても同じことを繰り返すことになります。
そこでいざ自分の内面をみよう!としても先に挙げた理由で心の中が見えにくくなる。というループになります。
そこで、1~6)それぞれにどうすればよいかはあるのですがひとまずのポイントは
『元のストレスを知る。(ストレス1の部分)今ある気持ちをただ認める。今にとどまる。』
ということです。このシンプルなことが1~6)によって難しくなる、とも言えるのですが(*^^*)
でも今日、ぐるぐる思考に陥りやすいポイントを知ったことで、次にこのループに入ったときには気が付きやすくなるかと思います。そうしたら、またそこで「そもそも何が一番いやなのだっけ?」と自分が感じている正直な気持ちや感情に戻るだけ♪シンプルに、オープンに♪地味かもしれませんが案外すっと抜ける点でもあります。ぜひお試しくださいね。
春の空気が増えてきましたね。暖かくむかえましょう~
みなさんにとって過ごしやすい日々でありますように。
◯ライフ・トリロジー次回は3~4月に開催です。お知らせご希望の方は下記よりご連絡ください。
悩みが堂々巡りになりやすい6つの理由
