最近、セッションの合間に絶賛、断捨離中です。ご存知の方も多いかもしれませんが、私、詳しく知りませんで(*^_^*) ようやく始めてみましたが、とてもおすすめです。空間も頭もスッキリしますね~
さて、そんな中、前にはなかった自分の反応から、「私、変わったんだなぁ。(というか、本当の自分に戻ったのだなぁ。です。)」と思う出来事がありました。傷の解放や癒しが完了すると、それを作った過去が変わり、過去を変える・意識を変えると(マトリックスリインプリンティング)癒しが起こる。私の体験を載せつつ、そんなことを書きたいと思います。
それは、幼少期の写真を整理していたときのこと。以前は、自分の小さな頃の写真を見るのが嫌だったのですね。目に入る当時の自分の表情とくっついて出てくるその頃の思い。隣で、何十年も前の話を未だにする母の思い。その空気の重たさ。(と、昔は感じていました。)
でも、その話は「もう、いいじゃない。」とか「重たい、聞きたくない。」と離れることもできず、「私が、聴いてあげなければ。母を癒すのは、私しかいない。母だって苦しかったんだ。」と、境界線を越え、自分を苦しめ、母の苦しみを引き受ける、と勘違いをし、エネルギー消耗をしていました。
※「なんで、どうして、本当の本当は腹が立つ、苦しい。」などの”ネガティブ”と言われる気持ちは「持っているとダメ、思ってはいけない。こんなこと思う私は性格ワルイんだ。相手に申し訳ない。」などの「思考・価値観」によって、抑圧されがちです。本当の思いをナイことにするのは、自分で自分をムシしていること。まずは、自分が思っていることを批判せず、「○○って、思っているんだね。」と、眺めてみてください。ナイことにして、さらに、表面の仮面をかぶる。これはとてもキツイです。ここからさらに、「相手に求める、わかってもらおうとする、乗せる。」ということになり、ドラマを作り出していきます。
「うざい、重い、なんで家族が二人なんだ。誰も助けてくれない。逃げ場がない。苦しい。こわい。悲しい。でもこういう私がいるとお母さんが悲しむ。(面目がつぶれて。)こんなことを思ったらダメだ。こんなことを表に出してはいけない。悲しい顔をしていると心配をかける。もし、お母さんが泣いても動揺してはいけない。落ち着いて、冷静に。私も反応したら二人で大変なことになってしまう。」 という、超速の、強烈な抑圧が働いてとにかく「良い子」に徹していました。 (これは私のパーソナリティからくる反応です。一人っ子でシングルマザーの子がこうなるということでは、決してありません。反応は100人100通りです。)
『自分がダメ・弱い・病気であると、作品である子供=私、を作った母もダメ、ということになってしまう。母も悪者になってしまう。お母さんはワルクない!!』という、自分で勝手に作り上げた方程式により、ずいぶんと自分の首を絞めていたなぁ、ということが今だからわかります。
本当は、母も私も、誰もが「ワルイ、正しい」では、全くない。のですが、エゴフィルターの作り上げる世界はとてもリアルなのです。 (ちなみに、過去のはっきりとした出来事や、このような長期的にわたる体験にもマトリックス・リインプリンティングはとてもお勧めです! 身を持って体感しています。セラピストやカウンセラーに話を聴いてもらい、体験を俯瞰しながら、セラピーで癒す。 この、「傾聴」+「セラピー」というのは、体感として癒しを感じることができます。)
小さな頃からの思い癖による「母子依存関係」に苦しんでいた10代、20代。高校から大学にかけて心身のことで苦しみ、でも誰にも言えず、大学時代にカウンセリングを受け、「君は病気じゃないよ。」とカウンセラーの方から言われて「救われた。」と思ったこと。そして、「お母さんは精神的にとても健康で健全で、すばらしい方だよ。」と言われて、安堵したときのこと。
答えや救いを求めてさまよっていた自分が救われたように、楽になったように。苦しんでいる方がいれば、私も力になりたい。同じように、「今、とても楽しい。幸せだー!」と、一緒になりたくて、ヒーラー・セラピストをしています。
「癒しのプロセス」は皆、それぞれに必要な出会い(本、人、場所、講義、ぜんぶ)があって、 ベストなタイミングでそれらが折り重なって紡がれていくものだから。 たとえ、今は「私にはまだ!」とか「今、苦しい!」と思われている方でも、いつか必ず、振り返って眺める日がきます。 (本当は、今、「そうする!」と決めるだけも完了するのだけど、エゴの吸引力もなかなかなもので、戻りやすくもあります。そういうときに、ニュートラルポジションにお戻しするのが、セラピスト。)
私も小さい頃に自分でかけ始めた、いろいろなフィルターが毎日を曇らせていました。 そして、何十年という時間と試行錯誤を経た今、傷が解放され、だいぶ「ありのまま」を見られるようになりました。私の場合は大キライで許せなかった自分の行動・言葉が、過去のあんなコトやこんなコトから作られたものだったのか。とか。 他にもたとえば、お父さんが暴力的で怖い方、などは、お父さん自身がとてもおびえて傷ついたまま、それを隠そうと頑張っていた小さな男の子だった。とか、大キライな上司や同僚が「ただのイヤな奴!」ではなく、その後ろにどんな思いを抱え、どんな風に生きているのか、が見えたり。とか。
自分の癒しが進むことで、傷を守ろうとしていたエネルギーが防衛から、外へ向くオープンなものになり、そういう雰囲気は伝わって、周りに波及してゆく。そんなことも多々あります。だから、何より、人や環境を変える前に、まずはご自分のケアから始めてみませんか?
癒しが完了した目安に ・必要のないフィルターを外して、もともと見えていた愛を、そのままに見られる。 ・自分自身や他人を責める気持ちがなくなる。(減る。) ということが言えます。「今、自分はそのコトについて、どんな思いがあるかな?」と眺めてみるのもおすすめです。
癒しの道やツールは人それぞれで、速さも、方法もたくさんあります。 でも、求めれば、動けば、ぜったいに、答えは見つかります。手に入ります。
私は「大学で心理学を学べば、自分のことを『治せる』かもしれない、知りたい答えや解決法があるはず。」と思っていましたが、本当に求めていた答えはそこにはありませんでした。でも、そこでの経験や学びも、やっぱり外せないものでした。そこから、またトンネルをくぐりながら、アロマセラピーやボディワーク、ヨガなどを通して身体と感情、スピリチュアリティをつなげていきましたが、やっぱり溝口あゆかさんのところで学んだ「インテグレイティッド心理学」と自己ワークはとても大きかったです。それまでの様々な勉強やセラピー、ヒーリングがそこでまとまって腑に落ちた感じでした。
「癒し」は完璧なタイミングで起こっているので、あなたが(私が)受けてきた体験に一切の無駄はありません。遠回りも近道もムダもなく、全部がそのタイミングです。どうぞ、自分の道を信じて、進んでください。自分を信じられない。進めない、というときにも、そういう自分を許してください。「それができないから困ってるんだよ!」というときには、誰かの力を使うのもとても助けになると思います。誰かに助けてもらう=弱い、ダメなのではなく、『自分には助けを借りる力がある、』『それを選んでいるのは、私の意図。行動。』ということを思い出してください。
私は、ここから抜けるんだ。と選んで、行動したのは、あなた自身です。セラピストもカウンセラーもヒーラーも、お手伝いをするだけです。頼るのは弱いことでも、悪いことでも情けないことでもありません。
さて、だいぶ長くなりましたが、そんなこんなでだいぶ分厚かった「小さなひーちゃん(私の幼少期の呼び名)の瓶底メガネ」もほぼ裸眼になり、スッキリとした今、昔の写真を見ると。。。
「笑顔」なのです。出てくる写真のほとんどが。そして、前には見えなかった、周りにいる人の存在、注がれていた愛、守られていた感覚。これらもわかるようになりました。見る側が変わると過去も今も、変わります。ここには書ききれないほど、他にもたくさんの出来事はありましたが、一つが癒されると、芋づる式に他の場面にも癒しが起こります。自分のことはモチロン、時には関係する人たちにも起こったりします。(マトリックスフィールドでつながっているので。)
私たちが暮らす今この場所は、本当に、愛と豊かさに満ちた場所。誰もが、たくさんのメガネをかけていますが、(私も今でもかけていますし、かけていることさえ忘れることもあります。)そろそろ、合わないメガネは外しませんか?あなたの不調は、その「必要ないメガネ」からきているかもしれません。
自分の中に。そして、周りに溢れている愛を感じる、心地よい今を楽しもう♪
love&joy
kee
AROHAMのカウンセリングセラピーではこのような↓キーワードでお悩みの方に向けたセッションをしています。こちらに当てはまらなくても、どのようなことでもお話ください。
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