ある講座のキャンセルをしたときのこと、受付の方と電話を切ったあと、ほんの一瞬のうちに私の中にこんな思いが出てきました。↓
『何、あの人!!すごく感じ悪い!言葉のはしばしから「私は悪くない」という感じが出ていてすごくいやだわー。受付ならもっと礼儀をわきまえるだろ!心理学(の講座だったのです。)受けてるなら、そこ見るだろ!あの講座受けて、それ?!』
これはつまり、私の心の奥に
「心理学を学んでいる者は全て、理解をしている人間。他人を責めず、自分の内側を見つめているものだ。」
という思い込み(観念・myルール)があるということ。
ふだんは
「↑このようなコト、ないない!心理学を知っていても、反応するってのがヒトですから。お坊さんみたいな人、いませんから。」
とアタマではわかっていても、無意識に敷かれた思いは根深いので瞬時に反応がでます。
さらに、アタマの知識だけだと「責めて腹を立てる前に内面をみる。→結果、自分に原因があるとわかるので、攻撃しなくなるはず。」
という極端なルール作りと、”だからしてはいけない”という抑圧にもつながります。
(前回のブログに書きましたが、『責めて腹を立てる前に内面をみる。結果、自分に原因があるとわかるので、攻撃しなくなるはずだ。』は、一見もっともなのですが、これが「はずだ、べきだ。正しい!」となると、それ以外の考えを批判し始めて苦しみが生まれます。)
そして、それだけ同じものを自分にも課しているんです。(するべき、しないといけない。という抑圧)だから、それができない自分も責めるし、それをしない人にも腹が立つ。
また、この抑圧の底には、私の場合(掘り下げのプロセスを省略して書くと)このようなコアビリーフがあります。※このビリーフは一人ひとり違うので、あくまで私の場合です。
・私は間違っている
・私の意見は聞いてもらえない
・他人は、私のことを受け入れるべきだ。
なぜなら私は愛されるに等しい存在だから。(←でも、これを心から思っていたら、他人に強要するでしょうか??なのでここでのポイントは一見ポジティブに見える思い込みも”エゴが装った声”があるということです。この場合、エゴの叫びの奥にある実際の思いは「私は受けいれてもらえない存在だ。」です。)
私の中にこのような思いがあるので、それを堂々としている人や、突いてくる人(笑 がすごくイヤなのです。
また、もう一ついえることは、コアビリーフや隠していたい思い、コンプレックス(今回は『私は間違っている』)を刺激されると腹が立つ、だけではなく、今の自分の「自己愛の量」で、他人への反応も変わる。ということがあります。
もし、あのときの私が自分OKな状態(自己愛が高い状態)だったら「あー、こういう人もいるんだな~」とか
「この人の何かがスイッチあるのだろうな~」とか、全然気にならない、という感じだったでしょう。
でも。
私、かなりイライラしたのです。
で、イライラしやすいときは自分の中の何かがスイッチ押されてるし、自己愛が少ない状態、ということです。
これは簡単に言うと、
心も身体も疲れてるよー!
ということ。
だから、まず自己愛を高めるには、よく言われている「自分を大切にしよう」が出てきます。では、どうすれば良いの?というと、
・自分を大切にする=労わる、
・身体や心が喜ぶことをする=自分への愛や元気を回復する
・疲れている自分の声を聴く=自分に寄り添う
ということになるのです。結構しがちなのは、自分にムチを打つことだったりするので。
なので、誰かや何かにイライラしているときには
・何にイライラする?なんで、いや?と自分に尋ねてみたり、
・私が自分OKだったら、どう見える?と、見てみる。
・自分の好きなモノ。コト、人、体験をする。(自分の心地良い物事を”リソース”と言いますが、リソースのストックを作っておくといいですね。)
・とりあえず、休む!
・イライラしている自分を責めない
なども使える手段です。ちなみに、「休む!」ときにアロマトリートメントもおすすめです。
考えすぎの頭。余裕のなくなった心。消耗しすぎたエネルギー。これを満たしていくので、私も受けるのが大好きです。自分でできるところと、委ねるところ。いろいろアリですね^^
AROHAMでも心が軽くなるカウンセリングや身体も回復♪のアロマトリートメント(ヴェルトゥーを使います。)でお待ちしています。
AROHAM(アロハム) Kee