「セッションはどのくらい受けたら楽になるの?」ほか、セッションについて期間や費用に関するご相談をいただきました。
今までにもよく聞かれましたし、他にも同じご質問や不安がある方もいらっしゃるかと思いますので、ご了承をいただき、ブログにてお返事させていただきます。
青字がKさんが書いてくださった部分です。個人情報の部分のみ変更してあります。(継続セッションの一回目を終えられてのご質問です。)
セッションありがとうございます。
自分に力が戻る感覚が感じられて、無力感が少し癒されたのかな、と思います。
ただ正直なところ、一度のセッションで扱えるテーマがひとつかふたつなので、あとどのくらいセッションを受けたら楽になるのだろう…という思いがあります。
そうですよね。
テーマがたくさんあるときや、いろいろな出来事が重なっているときなど、「あとどのくらい受ければいいの?」「ずっと受けなければいけないの?」というような思いも出てくるかもしれません。
「何回受けたら楽になるの?」というとき、
・お悩みの内容、深さ、
・今まで抱えていらした年月
・抵抗感
・個々の性質
などにより、この回数は本当人それぞれ、またケースによります。具体的な一つのテーマにつき3~10回ほど。という方もいらしたり、
深く自分を理解し、みていくのであれば10~50回。半年~数年、という方もいらっしゃいます。
けれど、書くたびに「でも本当に人それぞれなのです~。」と加えたいぐらいです^^
セッションの続け方は強制でもなく、そうしなければならない、というものではありませんのであくまでご自身が「そうしたい」かどうか。が大事になってきます。
回数や期間「こういう受け方をすれば楽になる。」という決まった型はなく、また心のレジリエンス度(回復や再生する心の力)にもよるので「自分の中になにか確かな安心感を感じられる。自分で、うん、もういいかも。」という感覚が出るまで。というのも一つでしょう。
ここは”感覚”の話にはなりますが、自分の中に心の安定感の土台が増えるごとにそのような感覚はひろいやすくなるので、体験の中からみていただければと思います。
続けることはそれなりにお金も時間もかかりますが、逆に「いくらかかる。。」というより、セッションを受けることで自分に愛が増え、生命エネルギーのスムーズな流れが戻ることでお金や時間についての不安そのものが変わる、ということも多々あります。自分の状態が変わるからです。
すでに別のセラピストさんのところで十数回受けていること、エニアグラムでの性質(ネガナルかも)や、境界性パーソナリティ障害(複雑性トラウマ)の気もあるので、私は難しいケースなのかなと思ってしまいます。
自分はそういう人と決めつけて、それを言い訳や理由にしたくないのですが、あるセラピストさんの方式でいくら意識してポジティブに思い込もうとしても
限界があって、抑圧になりかねないので、やはり今ある思いや感情を見ることとセラピーが必要と考えています。
まさにおっしゃるように、不安な時にいくらポジティブな面を意識しよう!とがんばっても、もともとある不安はそのままです。すると、
1)あるのにナイことにする抑圧に使うエネルギー
2)もともとの不安のエネルギー
という、ダブルでエネルギーを使うことになり、無意識的にも疲れる状態になります。
そうであれば、まずは書いてくださっている「今ある思いや感情を見ることとセラピー」をする。というのは楽さへの近道になるのですね^^
ここで、「癒やしに取り組みたいけど、でも、、、」という抵抗を感じる方もいらっしゃいますがその抵抗自体も大切な想いの代弁者。
ぜひ声を聴きたいところでしょう。(抵抗についてはこちらを御覧ください。)
自分は「ネガナルかもしれないから。」「私はネガティブな性格だから。」など自分に関するジャッジは、ありのままのシンプルなものを見えにくくもします。まずは、「今 自分で自分のことをそう思っているのだよな~」と、その声を眺めるようにして、その都度のテーマやありのままの現実はなんだろう?をみていきましょう。
…こう書くのは簡単ですが、自分への思いは強いもの。なかなか自分で自分の深い声を聴くのは難しい部分ですよね。ですので、このときにセラピストが一緒にいてセッションを進めることで『ジャッジなく、オープンにありのままの声を聴いていく』ということがしやすくなります。
keeさんは今までにどのくらいのセッションを受けられていて、セルフワークはどのくらいされているのか、そして楽になった(自己愛が増えた、満たされた)感覚を感じられたのはセッションを受けてどのくらい経った頃なのかなど、参考までに聞いてみたいです。
もちろん個人差があることは知っていますが、励みにしたいです。
私の場合は、「楽になりたい、自分を知りたい。」という思いでヒーリングやセラピー、カウンセリングを受けていた頃(ロンドンでカウンセリングの勉強をする前)から含めると100回以上はいろいろなものを受けています。
そして、実際、芯から「楽になった!変わったな~!」と実感したのはカウンセリングの勉強を終え、学んだことを実践&体験したり、その後に受け始めたセッションからです。
こうみると、取り組んでいた(いる)期間は約20年。100回以上と言えます。
これは多いのでしょうか、少ないでしょうか?
そして、自分も同じことをしないと楽になれないのでしょうか?
…一つの正解はありませんよね^^
私が「芯から楽になった~」と本当の意味で感じたのはここ数年ですが、ではロンドン以前に受けていたセッションやセラピーが意味がなかったか?というと、そうではなく^^
今までの流れ、ぜんぶがあり、相乗効果となって今がある、というふうに感じています。
時間や金額にすると、相当なものかと思いますが、得ているものはその何十倍とも感じています^^
最初に時間やお金換算でみると「わ~無理!」となりがちですが、上記にも書きましたが、自分が満ち、エネルギーが回ると思っていたような心配事は大丈夫だったりします。ここで、ご自身が「え~本当は不安だけど。。」という思いがあるまま、無理に受けてもそれはそれでストレスになるかと思います。
ですので、まずは
◯セッションを受けると思うと不安
◯お金や将来に対する不安
などをテーマに数回セッションを受けられるという方法も一つあります。ここから「セッションてこういう感じなんだな。」ということを体験からも理解しやすくなるでしょう。
セラピーだけでなく、日々、楽しく過ごすこと、思考の観察をして飲み込まれないことなども大切と思っていますが、どうしても無意識にいつもの私をやってしまうので、その同化の強さが自分でもしんどいです。
keeさんもこのような時期を通り抜けて来られたのでしょうか。
はい。たくさん同化し、苦しくなり。波にのまれることもありました(*^^*)でも結果、こうして大丈夫に過ごしています♪
同化しやすいこと。そこを眺め続けることも筋トレのようなものです。日々続けていると、ある日「おや?なんだかいろいろ大丈夫な感じがあるぞ。」となったりします。
繰り返しになり恐縮ですが、この「なんだか大丈夫感」を感じるまでは本当に人それぞれです。
手っ取り早く、ただ何かをすればよい、というより地味に自分との対話を続け、理解を増やしていく、というこの過程がとても大切かな、と思います。(そのような意味で、手っ取り早く、すぐに。そして表層をどうにかしたい、という方にはこちらのセッションはご要望にお応えするのが難しいかと思います。)
日々の取り組みでドラマティックな変化はないかもしれませんが小さな変化の積み重ねは大きな変容につながります。セッションでは、合間のいろいろなサポートもさせていただきつつその取り組みにご一緒しております。
Kさんに、そして読んでくださった方に最適なセラピストやセッション、ワークとの出会いがありますよう♪
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